遠投サビキは、通常のサビキ釣りでは届かない沖のポイントを狙えるのが魅力です。
アジ・サバ・イワシなどの回遊魚は、足元ではなく沖を回遊していることも多く、ウキとカゴを組み合わせた遠投サビキ仕掛けを使うことで、狙えるポイントを広げられます。
とは言え、ただ単に遠くへ投げればいいというものではなく、足元よりやや離れたところの魚がいるところへキャストして、足元ではなかなか釣れない魚種やサイズを釣る釣法です。
一方で、遠投サビキではウキやコマセカゴを付けた状態で仕掛けをキャストするため、通常のサビキ仕掛けよりも強度や絡みにくさが重要です。
特に、針の号数・ハリス・幹糸・仕掛けの長さ・針数・カゴの位置などを確認して選ぶ必要があります。
そこで今回は、遠投サビキに対応した専用仕掛けや完成セットの中から、初心者でも使いやすいものから大物に対応しやすいものまで10種類を厳選しました。
遠投サビキ仕掛けの選び方
針の号数は狙う魚の大きさで選ぶ
遠投サビキ仕掛けは、狙う魚の大きさに合わせて針の号数を選びます。
おおよその目安は以下の通りです。
- 4~5号:小アジなど小型魚
- 6号:アジ・サバなど中型魚
- 7~8号:良型アジ・サバなど
- 9~10号:さらに大きな魚を狙う場合
迷ったときは、6号前後を基準にすると選びやすいでしょう。
アジを中心に狙うなら6号、良型のアジやサバを狙うなら7~8号というように、釣り場で釣れている魚のサイズに合わせて変更します。
ただし、針の号数だけで強度が決まるわけではありません。大型魚を狙う場合は、ハリスや幹糸の太さも合わせて確認しましょう。
ハリスと幹糸の太さを確認する
遠投サビキでは、キャスト時に仕掛けへ負荷がかかるため、ハリスや幹糸の太さも確認しておきましょう。
特に良型のアジやサバを狙う場合は、針の号数だけでなく、ハリス・幹糸の太さも魚のサイズに合わせる必要があります。
例えば、アジを中心に狙う場合はハリス1.5~2号程度、良型アジやサバを狙う場合は2~4号程度を目安にすると選びやすくなります。
ただし、同じ針の号数でも商品によってハリスや幹糸の太さは異なります。
遠投する場合は、針の号数だけでなく、ハリス・幹糸まで確認して仕掛け全体の強度を判断することが大切です。
仕掛けの全長はロッドに合わせる
仕掛けが長すぎると、キャスト時に仕掛けが絡みやすくなります。特に初心者の場合は、1~1.5m程度の比較的扱いやすい仕掛仕掛けの全長で選ぶ
遠投サビキ仕掛けは、商品によって仕掛けの長さが異なります。
サビキ部分が1~1.5m程度のものは比較的扱いやすく、キャストや魚を取り込むときにも邪魔になりにくいのがメリットです。
一方、ウキやカゴ、道糸側のパーツまで含めたセット全体の長さが長い商品もあります。
そのため、商品を選ぶときは『全長』という数字だけを見るのではなく、サビキ部分の長さと、セット全体の構成を確認することが大切です。
針数は3~5本程度が扱いやすい
針が多いほど魚が掛かるチャンスは増えますが、その分、仕掛けが絡みやすくなります。
遠投サビキでは、3~5本程度の仕掛けが扱いやすいでしょう。
特に遠投を重視する場合は、針数を減らして仕掛け全体をコンパクトにする方法もあります。
上カゴ式と下カゴ式の違い
遠投サビキには、上カゴ式と下カゴ式があります。
下カゴ式は仕掛けの下にコマセカゴを付けるタイプで、仕掛けのセッティングが分かりやすく、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
上カゴ式は仕掛けの上にカゴを付けるタイプで、コマセの放出量を調整しやすく、深いタナを狙う場合にも使いやすいのがメリットです。
ハヤブサの『小アジ専科』でも、上カゴタイプはマキエ放出量を調整しやすく深場に適した設計、下カゴタイプはマキエを入れやすく手返しを重視した設計になっています。
遠投サビキ仕掛けおすすめ10選
ダイワ 職人サビキ 太ハリス
ダイワの『職人サビキ 太ハリス』は、通常のサビキ仕掛けよりも太めのラインを採用し、飛ばしや落とし込みにも対応できる仕掛けです。
太軸・小針形状のグレ針を採用しており、魚が吸い込みやすい小針と、大物にも対応しやすい太ハリスを組み合わせています。
遠投サビキでは、5本仕掛けのSAピンク&ケイムラをおすすめします。
おすすめポイント
- 太めのラインで遠投サビキに対応
- 小針と太軸設計を組み合わせている
- アジ・サバから不意の大物まで対応しやすい
こんな人におすすめ
- 通常のサビキ仕掛けより強度を重視したい
- 遠投サビキと落とし込みを兼用したい
- 大型魚が掛かる可能性がある場所で使いたい
購入時のおすすめ:5本 SAピンク&ケイムラ
遠投サビキ用として購入する場合は、『職人サビキ 太ハリス』の中でも太ハリス仕様を選びましょう。
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ハヤブサ 飛ばしサビキ 大サバ・大アジ ブライトン HS351
大サバ・大アジなど、沖の比較的大きな魚を狙いたい人におすすめなのが『飛ばしサビキ 大サバ・大アジ ブライトン』です。
通常のサビキよりも太い幹糸を採用した遠投仕様で、オーロラ加工のサバ皮とブライトンを組み合わせています。
ハマチやカツオまで想定された仕掛けなので、遠投サビキで大型魚を狙う場合にも適しています。
おすすめポイント
- 遠投を想定した太い幹糸
- 大型アジ・サバを狙いやすい
- 6・8・10号から選べる
こんな人におすすめ
- 大型アジを狙いたい
- サバを中心に狙いたい
- 青物が回遊する場所で遠投サビキをしたい
購入時のおすすめ:8号
中型~大型のアジ・サバを中心に狙うなら遠投時の強度を重視し、8号が使いやすいでしょう。
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ハヤブサ 小アジ専科 上カゴ飛ばしサビキセット リアルアミエビ HA231
仕掛けだけでなく、遠投サビキに必要なウキやカゴまでまとめて用意したい人には、ハヤブサの『小アジ専科 上カゴ飛ばしサビキセット』がおすすめです。
リアルアミエビ仕様で、上カゴ式を採用しています。
上カゴ式なのでマキエの放出量を調整しやすく、深いタナを狙う遠投サビキにも対応できます。
4本鈎・全長1.2mの比較的扱いやすい仕掛けです。
おすすめポイント
- ウキやカゴを含めてセットになっている
- 上カゴ式でコマセの放出量を調整しやすい
- 全長1.2mで扱いやすい
こんな人におすすめ
- 初めて遠投サビキをする
- 仕掛けを一から組むのが苦手
- 深いタナを狙いたい
購入時のおすすめ:6号
アジ・サバを中心に狙うなら、ハリス2号・幹糸4号の6号が使いやすいでしょう。
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上カゴ式ならHA231、手返しを重視するなら下カゴ式のHA230です。
ハヤブサ 小アジ専科 下カゴ飛ばしサビキセット リアルアミエビ HA230
手返しの良さを重視するなら『小アジ専科 下カゴ飛ばしサビキセット』がおすすめです。
こちらは下カゴ式なので、カゴへマキエを入れやすく、仕掛けの扱いも比較的簡単です。
4本鈎・全長1.1mとコンパクトにまとめられているため、遠投時にも扱いやすい仕掛けです。
おすすめポイント
- 下カゴ式でコマセを入れやすい
- 全長1.1mで扱いやすい
- 4・6・8号から選べる
こんな人におすすめ
- 初心者でも扱いやすい仕掛けが欲しい
- 手返しを重視したい
- アジやサバを中心に狙いたい
購入時のおすすめ:6号
遠投サビキの入門用としては、ハリス2号・幹糸4号の6号がおすすめです。
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上カゴ式ならHA231、手返しを重視するなら下カゴ式のHA230です。
がまかつ うきまろ遠投サビキ
仕掛けだけでなく、ウキやカゴまで一式そろえたい初心者におすすめなのが『うきまろ遠投サビキ』です。
4本鈎の完成仕掛けで、遠投ウキ12号と仕掛カゴ10号がセットになっています。
ハゲ皮とスキンの2タイプが用意されており、5・6・7号から選択できます。
ハリスは5号で1.5号、6・7号では2号、幹糸は5号が4号、6・7号が4号となっており、遠投を考慮した仕掛けです。
仕掛け・ウキ・カゴを別々に選ぶ必要がないというのもいいですね。
おすすめポイント
- ウキとカゴまでセットになっている
- 4本鈎で遠投時にも扱いやすい
- ハゲ皮とスキンを選べる
こんな人におすすめ
- 初めて遠投サビキをする
- 仕掛けを簡単に準備したい
- ウキやカゴを別々に選ぶのが面倒
購入時のおすすめ:6号 ハゲ皮
アジ・サバを中心に狙うなら6号が使いやすく、ハゲ皮はナチュラルなアピールを重視したいときに向いています。
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がまかつ 遠投サビキ3本鈎 S-530
できるだけ仕掛けをコンパクトにして遠投したいなら、『遠投サビキ3本鈎』もおすすめです。
3本鈎仕様なので、5本鈎の仕掛けと比べて絡みにくく、キャスト時にも扱いやすいのが特徴です。
ハゲ皮を採用し、6・7・8号をラインナップしています。6号はハリス1.5号・幹糸4号、7号はハリス2号・幹糸4号、8号はハリス3号・幹糸5号です。
おすすめポイント
- 3本鈎で遠投時のトラブルを抑えやすい
- ハゲ皮を採用
- 2組入りで予備を確保できる
こんな人におすすめ
- 遠投性能を重視したい
- 仕掛けの絡みを減らしたい
- 大きめの針を使いたい
購入時のおすすめ:7号
中型アジやサバを狙うなら7号が使いやすいでしょう。
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ささめ針 ウルトラ簡単飛ばしサビキ S-553
仕掛けのセットをできるだけ簡単にしたいなら、ささめ針の『ウルトラ簡単飛ばしサビキ』がおすすめです。
道糸付きのセット仕掛けで、チチワに結ぶだけで遠投サビキの準備ができます。
4本鈎仕様で、S・M・Lの3サイズをラインナップ。
Mサイズは針6号、ハリス1.5号、モトス3号、道糸3号、オモリ8号となっています。
おすすめポイント
- 道糸付きで準備が簡単
- オモリまでセットされている
- 4本鈎で扱いやすい
こんな人におすすめ
- 仕掛け作りが苦手
- 初めて遠投サビキをする
- できるだけ簡単に釣りを始めたい
購入時のおすすめ:Mサイズ
針6号・ハリス1.5号のMサイズは、アジやサバを中心に狙う遠投サビキに使いやすい仕様です。
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ささめ針 堤防遠投デカアジ ピンク&ホワイト Z-006
沖の良型アジを狙いたい場合は、『堤防遠投デカアジ ピンク&ホワイト』がおすすめです。
全長1.36mの5本鈎仕掛けで、太ハリスを採用しています。
4~8号まで幅広いサイズがあり、8号ではハリス5号・モトス8号とかなり太めの仕様です。
良型アジだけでなく、青物が掛かる可能性がある場所でも使いやすい仕掛けです。
おすすめポイント
- 良型アジを意識した設計
- 太ハリスで大型魚にも対応しやすい
- ピンク&ホワイトでアピール力を確保
こんな人におすすめ
- 尺アジなどの良型を狙いたい
- 大型サバも視野に入れたい
- 強度のある仕掛けを使いたい
購入時のおすすめ:7号
大型アジやサバを中心に狙うなら、ハリス4号・モトス7号の7号がバランスの良い選択です。
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プロマリン 遠投サビキかんたんセット ASK038
できるだけ低価格で遠投サビキを始めたい人には、プロマリンの『遠投サビキかんたんセット』が候補になります。
遠投サビキに必要な仕掛けをまとめたセットで、ウキ止め糸やラインペット、ウキカラマンなどもセットされています。
4~8号のラインナップがあり、6号ではハリス0.8号・幹糸1.5号、ウキ8号となっています。全長は1.75mです。
おすすめポイント
- 遠投サビキに必要なものをまとめて用意できる
- 低価格で始めやすい
- 4~8号から選べる
こんな人におすすめ
- 初めて遠投サビキをする
- できるだけ予算を抑えたい
- 仕掛けを簡単に準備したい
購入時のおすすめ:6号
アジ・イワシ・小~中型サバを中心に狙うなら6号が使いやすいでしょう。
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ハピソン 夜釣り用遠投サビキ仕掛けセット YF-440
夜釣りで遠投サビキを楽しみたい人には、ハピソンの『夜釣り用遠投サビキ仕掛けセット』が便利です。
高輝度の遠投ウキとサビキ、カゴ、電池までセットになっているため、夜の遠投サビキをすぐに始められます。
Sサイズは針5号・幹糸2号・ハリス0.8号、Lサイズは針8号・幹糸3号・ハリス2号となっています。
ウキは10号、カゴも10号で、ナイロン3~5号の道糸に対応しています。
おすすめポイント
- 高輝度LED遠投ウキを採用
- ウキ・仕掛け・カゴ・電池がセット
- 夜釣りをすぐに始められる
こんな人におすすめ
- 夜の遠投サビキを楽しみたい
- 夜でもウキを見やすくしたい
- セット仕掛けで簡単に始めたい
購入時のおすすめ:YF-440-L
大型アジやサバを狙うなら、針8号・ハリス2号のLサイズがおすすめです。
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遠投サビキ仕掛けを選ぶときの注意点
針が大きすぎると小型魚が掛かりにくい
大型魚を狙うからといって、必ずしも大きな針が有利とは限りません。
アジやイワシなど小型魚を狙う場合は、魚の口に合わせて針を小さくすることが重要です。
まずは釣れている魚のサイズを確認し、それに合わせて針の号数を選びましょう。
ハリスが細すぎる仕掛けは遠投時に注意
遠投サビキでは、キャスト時に仕掛けへ負荷が掛かります。
特に重いウキやカゴを使う場合は、通常のサビキ仕掛けよりも強度に余裕のある仕掛けを選んだほうが安心です。
また、ロッドの適合オモリ負荷を超えないように、仕掛け全体の重量にも注意しましょう。
仕掛けが長すぎる場合は無理に遠投しない
長い仕掛けほど魚を探れる範囲は広がりますが、キャスト時に絡みやすくなります。
特に初心者は、1m前後の短めの仕掛けから始めると扱いやすいでしょう。
遠投サビキ仕掛けに合わせる針の号数
遠投サビキでは、次のようなサイズを目安にすると選びやすくなります。
アジ・イワシなど小型魚
4~6号
小型魚の数釣りを狙う場合は、小さめの針が使いやすいでしょう。
中型アジ・サバ
6~8号
遠投サビキでは、このサイズが最も使いやすい範囲です。
大型アジ・大型サバ
8~10号
大型魚を狙う場合は、針だけでなくハリスや幹糸も太い仕掛けを選びましょう。
遠投サビキ仕掛けのセット方法
基本的な遠投サビキは、上から、
道糸 → ウキ → サビキ仕掛け → コマセカゴ
という構成になります。
ただし、商品によって上カゴ式・下カゴ式やセット内容が異なるため、パッケージの仕掛け図を確認してからセットしましょう。
完成セットの場合は、ウキやカゴまで組み合わせた状態で販売されているものもあるため、初心者はこうした商品を選ぶと準備が簡単です。
ハヤブサも飛ばしサビキについて、ウキ・カゴなどを組み合わせたセット仕掛けを初心者向けに紹介しています。
まとめ|遠投サビキ仕掛けは魚のサイズと遠投性能で選ぶ
遠投サビキ仕掛けは、単純に針の大きさだけで選ぶのではなく、針の号数・ハリス・幹糸・仕掛けの長さ・針数・カゴのタイプまで確認することが重要です。
特に初心者の場合は、ウキやカゴまでセットになった完成仕掛けを選ぶと、準備に迷いにくくなります。
中型のアジやサバを中心に狙うなら、6~8号程度を基準にすると選びやすいでしょう。
大型アジやサバ、青物まで狙う場合は、8~10号程度の太仕掛けも候補になります。
釣果というものは、同じ条件のように見えても、いろんな条件から魚の『食い』は違うものです。前日よく釣れたのに今日は釣れないということもよくあること。同じ仕掛けのサイズ違い、色違いをそれぞれ用意しておくとか、別な仕掛けを用意しておくとか、食いが悪ければ違う仕掛けを試すというようなことがいいと思います。
また、遠投サビキでは仕掛けがウキに引っ張られて手前に寄ってしまうこともあるため、ラインのたるみを取って仕掛けを海中でしっかり馴染ませることも重要です。
これから遠投サビキを始めるなら、まずは完成セットで基本を覚え、慣れてきたら針の号数やハリスの太さ、上カゴ・下カゴなどを状況に合わせて使い分けると、より釣果を伸ばしやすくなります。

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